NYダウ暴落の歴史-1929年世界恐慌の下落(その1)
このチャートは、NYダウの、1970年代から、2018年までの、チャートです。。
これを見て、、、最近の上昇の、異常さを、過去から見ても、感じられるチャートだと思います。
普通に見て、異常!!だなぁ〜
と、思わない人は、いままで、株をやったことのない人かもしれませんね。。
ただ、こうしてみると、2008年の、リーマンショックの、大きな下げにもかかわらず、
「なんだ〜、NYの株を、買っていたら、基本的に、ドンドンと、上昇相場が続いているジャン〜」
常に、下がったら、買っておけば、良いじゃん〜??
「リーマンショックも、◯◯ショックも、なんのその、、資本主義は健全だ!!!」
「この繁栄は、、永遠だ!!!!」
なんて、思ってしまいますよね〜!!
懐疑的な私は、本当に、ずーーと、右肩上がりで続くのでしょうか??と疑ってしまいまが????
そこで、、こうした、今の資本主義が、大きな打撃を受けて、その結果、第二次世界大戦をもたらし、
その不幸を乗り越え、様々な努力で、やっと、今の世界を造ってきた!という、原点に戻って、
1929年の世界恐慌に、戻って、分析したいと思います。
1929年の元旦、大統領は、アメリカはかってないほど、豊かで、経済的に何の心配もない!と、演説しました。
9月3日には、381ドルという、アメリカ史上最も高いダウ平均となり、
ますます、大衆は株を買うことをやめませんでした。
有名な話ですが、ケネディ大統領のお父さんは、有名な投資家だったのですが、このころ、いつも靴を磨いてくれている少年までが、株を買ったら良い!と、勧めてくるのを聞いて、「これは、天井が近い!」と判断して、全ての株を売って、無傷だったという。
世の中の、みんなが、株を買って、浮かれていた9月10月……………
1929年10月24日の木曜日……暗黒の木曜日、大暴落が始まりました。
ゼネラル・モーターズの下落が引き金となって、、この日だけで、15%程度の下落となり、、
投資家のパニックが起こり、400名の警官が出動するという事態となった。
この日だけで、、、11人の、トレーダーの自殺者が出た。。
その後、、、10月29日は、「悲劇の火曜日」……………
NYダウ暴落の歴史-1929年世界恐慌の下落(その2)に続く……………